月末特別配信 2023年9月総合版
結党目前 百田新党の真意を読み解く

妻が「シャブ乱倫殺人事件」に関与した「木原問題」だが、岸田文雄総理は木原誠二氏を党内要職に就けることでウヤムヤにした。こうした「ウヤムヤ」は政策にも如実に表れていて、左右両方を取り込む意図は明白だ。特にLGBT法案に対して明確な「ノー」を突きつけ新党結成を宣言したのが百田尚樹氏である。2023年10月には結党式が行われる予定だが、新聞・テレビは黙殺中だ。この新保守政党の真意を紐解いた。
猫組長 2023.10.01
誰でも

百田尚樹氏の立ち上げる「日本保守党」の意義を紐解く好例が、埼玉県川口市のクルド人問題だ。そもそも問題を起こしているのは「クルド人」でもなんでもない。「クルド人難民を自称するトルコ人不法滞在者」が正確な呼び方なのだが、なぜか「クルド人」と略すことで「差別」という反論がセットになっている。

このクルド人難民を自称するトルコ人不法滞在者に対しては、取り締まる司法も出血サービス中だ。

2023年7月にトルコ人不法滞在者同士が女性を巡るトラブルで傷害事件を起こし、クルド人難民を自称するトルコ人が集団で病院を占拠。救急搬送システムを麻痺させるテロが行われた。

にもかかわらず2023年9月、さいたま地検は、殺人未遂の疑いで逮捕されたクルド人難民を自称するトルコ人不法滞在者ら計7人全員を不起訴処分としたのである。

さらに同月26日には、クルド人難民を自称するトルコ人の男が川口署を訪れ、この問題の記事を執筆したジャーナリストの男性について、「殺す」「ここに死体を持ってくる」などと語り、脅迫容疑で逮捕された。

ところがその2日後の同月28日にトルコ人の男は処分保留で釈放されている。

この問題の根底にあるのは日本人が歴史の中で積み上げてきた「既得権益」を、「難民」を装う不法滞在外国人集団が毀損するという構図だ。労働力としての移民政策を推し進める政権側から少なくとも2023年10月1日時点でアクションはない。

問われるのは「伝統」、「文化」に対する価値観で、まさに「保守」であると私は思う。この「クルド人難民を自称するトルコ人問題」を使って百田新党の意義を紐解いた。

2023.09.06

9月中にも内閣改造を行う流れだが、あの木原誠二氏は「留任」する方向で調整されているという。この人事も含め、木原夫人の「シャブ乱倫不審死事件」について多くの「なぜ?」を抱えている人は多いのではないか。暴力のロジックと地下社会の情報を使って「なぜ?」を解決しながら木原問題を総括して行きたい。

2023.09.14

連日のようにジャニーズ問題が報じられているが新聞・テレビは、擁護の姿勢を崩さない。「性被害」、「人権侵害」に表現を矮小化しているのがその証左だ。対して被害者側にも温度差がある。博打で作った借金を肩代わりする条件として告発を働きかけたのがガーシーと連なるドバイグループ。地下社会から聞こえてきた「カネと欲」のドロドロ模様を伝える。

***

次号は、カウアン岡本氏が「告発」に至った裏事情と、望月記者の暗躍。さらにジャニーズ事務所の買収劇の内幕を解説する予定です。

2023.09.19

正義の告発者となった元ジャニーズJrのカウアン・オカモト氏だが、経緯は必ずしも「ホワイト」ではない。当初、迷惑系記者として有名な望月衣塑子氏の手により告発が行われる予定だったが、それを妨げたのは博打で作った借金。損害賠償請求の予測額は買収に名乗りを上げた外資系企業が引くほどだった。ジャニー喜多川が犯罪者であることは揺るがない。しかし問題の深層にいた「本当にズルいユー」をあぶり出す。

猫組長

2023.09.23

「安倍晋三元総理の遺志」を振りかざし岸田自民が岩盤保守層をナメ切ったリベラル政策を連発している。産声を上げたのが百田新党だ。唯一無二の純保守政党に期待が集まっている。一向に浮上しない岸田支持率の凋落のきっかけになったのは、内閣がひた隠す稲田朋美氏によるLGBT法案成立だった――。

2023.09.29

2023年10月17日に予定されている結党式を目前にしている「日本保守党」。このムーブの根底にあるのは「自民党=保守」という誤解だ。確かに自民党の党是は「保守」だが、歴代総理のほとんどが党是実現ではなく国政運営を主眼にしてきた。この矛盾が集約されているのが、川口市のクルド人難民を自称するトルコ人問題だ。逮捕者全員不起訴という異常事態を紐解きながら、日本保守党の価値を考えてみたい。

***

次回は結党目前ということで「日本保守党」について考えて行きたいと思います。今回も少し触れましたが自民の党是は「保守」ではあるものの、「自民=保守」というのは必ずしも正しくありません。

戦後の総理で唯一、自民党を真正保守に近づけようとしたのが安倍晋三元総理だったというのが私に認識です。それ以外の総理は「国政政党」として自民党を運営してきました。

このことを整理していくと、なぜ、いま、「日本保守党」に期待が集まるのかが見えてくるのではないかと私は考えています。

ただし、同党のトップである百田氏は、「政権をひっくり返せる」と本気で考えるほど愚かではありません。「一穴」これが日本保守党が現実的にできることでしょう。

その「一穴」に意味があるのか、ないのか――この辺りに触れながら「日本保守党」のムーブを分析して行きたいと思います。

お楽しみに。

日本保守党への入党はこちらからどうぞ。

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