月末特別配信 2022年9月総合版
9・27国葬で抑止力「安倍晋三」を喪失した日本と世界は「暴力衝突」の時代へと突入した
ウクライナの反転攻勢が明らかにしたのは、富裕国VS資源・エネルギー算出国による「21世紀の階級闘争」だ。9・27国葬では恥や知性が欠落している反安倍カルトが最後のお祭りを楽しんだ。「アベガー」の低俗な狂想とは別に現実味を持ったのが、中国による尖閣侵攻のリスクだ。「エネルギー」「防衛」など安全保障が深刻化する節目となった2022年9月をまとめた。
猫組長
2022.09.30
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2022年9月に入りウクライナが侵略者・ロシアに対して大規模な反転攻勢を成功させた。この影響でエネルギー高騰が進んだが、経済制裁の反対側でロシアは「焼け太り」をすることになっている。「ウクライナ侵攻」はただの「戦争」ではなく、21世紀に甦った「消費する者」と「生み出す者」との間に起こった新たな階級闘争だと私は考えている。「FRBの利上げ」と「ウクライナ侵攻」を通じてこのことを分析した。
イギリスのエリザベス女王が崩御したが、改めて考えたいのが「イギリス」の国家戦略だ。イギリスは大航海時代から植民地を拠点にして、重層的な情報と金融の国際ネットワークを構築。その「資産(アセット)」を今日でも最大限に活用し、G7の雄として存在感を示している。海洋国家であることや経済規模から考えても日本がモデルとする理想国といえるだろう。日本が激動の時代を生き抜くヒントを明らかにする。
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