「暴力」から紐解く「イラン電撃戦」のリアルシナリオ 2つ目の出口は北京
無菌室の偽善は通じない
2026年2月26日の参議院本会議で、高市早苗総理が特定技能2号の受け入れについて上限を設定していないことを明言。2025年自民党総裁選での「移民ゼロベース」公約との矛盾を指摘する批判が広がっている。
この問題は有権者が自民党の二枚舌に騙されたことが原因だ。私は選挙期間中に配信した以下の2本で移民政策担当大臣の小野田紀美氏、高市氏の変節を明らかにしている。
移民政策でもっとも重要なのは「入口」の規制ではなく、「出口」の拡大だ。私の提案する出口戦略は「強制送還条例」の全国完備である。そのことは、以下の回で書いた。
今回の選挙で私が注目したのは神奈川12区から立候補した菊竹進氏である。地盤・看板・カバンもない徒手空拳で「反モスク」一本で実に2万票以上を獲得した。地方選なら勝利していた得票数だ。本来なら上掲の3本をまとめた原稿を配信するべきなのだが、世界を揺るがす一大事態が発生した。
それがアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃である。
このことは前回配信の『「チームみらい」躍進の正体 「テックレフト」が作る絶対零度の未来社会』で展開した「チームみらい批判」と重なる。「右でも左でもなくみらい」とはホームルームで優等生が共産党系教師を喜ばせるための模範解答で、中2病型偽善主義に過ぎない。無菌室の中2病型偽善主義が、国家暴力のリアリズムに通じるはずもないからだ。
繰り返しているが「暴力」というフィルターを持たなければトランプ‐高市時代は見通せない。「暴力」を通じてマクロ経済を見通すことは、もちろん「投資先」を見通すこと、それこそ「みらい」を見通すことである。そこで今回は新聞・テレビがなぜか報じないアメリカ‐イスラエルVSイラン戦争の詳細と出口を明らかにする。
ミッションを5つのフェーズに分割するのが米軍の伝統だ。整理するとわかるのが2026年3月3日、現在のフェーズと出口である。この攻撃が示したのは、もう一つの出口が「北京」であること、台湾有事の際には日本が先制しなければならない可能性だ。
バイデン時代の外交が「受動的」で「後手後手損失型」であったのに対して、トランプ時代の「暴力」は「能動的」で一石多鳥型のようである。前回のおさらいとして「チームみらい」の「未来像」に簡単に触れてから始めたい。