フジ 止まらない「女子アナ献上」報道の裏で勃発している権力闘争の醜悪内幕
中居献上問題が「バカ発見機」化した
前回は『フジテレビを女子アナ風俗店にした港浩一の社長解任カウントダウンと訪れる深刻経営危機』をお伝えした。「中居正広女子アナ献上問題」について「猫組長POST」では、以下でお伝えしている。
この問題を最初に報じた「女性セブン」、猛追してスクープを連発した「週刊文春」に、孤軍奮闘で追いかけているのが「猫組長POST」だ。こうして列挙すると松本人志氏への献上、港氏退任、フジ経営危機などは他メディアを先行している。集団と勝負ができるのは優良な情報源と、何より愛読してくれる皆さんがモチベーションを支えてくれるおかげだ。
爆心地のフジテレビでは慶応大学ラグビー部出身の編成幹部・中嶋雄一氏が他局の女子アナまで中居正広氏に献上していたことがスポニチアネックスで報じられスキャンダルが止まらない。
興味深いのは、この問題が「バカ発見機」化している点だ。トランプ大統領とイーロン・マスクと比較して「肝はそこじゃないだろうに」と斬ったのは前澤友作氏である。悟りを開いた「天竺視点」が前沢節の「肝」であることを改めて知らしめた。
「事実がわからないのに、推測で引退させられた」というのが芸能ムラ「フジ・中居閥」の主張だ。加害者・被害者は事実を知っているし、フジテレビ幹部は「事実」を知って中居氏を使い続けた。結果、フジは経営危機に、中居氏は引退しかを選択肢がなくなったのが「事実」である。バカでもわかることに一言そえて自らバカを晒してでもフジにすがりたい乞食メンタルは、むしろ賞賛に値すると言えるだろう。
この問題の本質は電波を扱う公共性の強い企業を、長期間に渡って立った一人の権力者・日枝久氏が私物化してきたことだと私は考えている。その権力は民放連にまで及び、港社長でさえも日枝帝国から見れば「末端」に過ぎない。周辺状況を分析すると日枝氏が「帝国」を存続させることは確定的だ。日枝氏が辞めて歪な権力構造が改革されない限り、広告を積極的に買う企業はいないとされている。ところがフジでは日枝帝国を護るべく「ポスト港」闘争が勃発。美味しい天下の受け皿だったことを武器に、総務省を動員してSNSの言論規制に動き始めているという声も聞こえてきた。
一連の醜悪な内幕を有料読者の皆様限定で明らかにしよう。まずは日枝帝国がどれほど強大なものなのかを図で解説する。