プーチンが始めた「核のロシアンルーレット」――9・30「併合宣言」を聞いた私がイメージする北朝鮮での核実験

欧米ばかりか国際情報弱者の日本政府までロシアによる「核のアルマゲドン」の警告を訴えている。2024年のロシア大統領選挙、「部分動員」に対しての極東から始まった反乱…「暴力の基本」を知る私でも何かの形で「核兵器」を使用したいほど、ロシアは追い詰められているのだ。ロシアの核がいつ、どのような形で使用されるのかを分析した。合理的に導き出した結果は、絵空事ではない。私自身が恐怖しているのだから…。
猫組長 2022.10.09
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写真はイメージです

前回の『プーチンが始めた「核のロシアンルーレット」』では、ロシアが原子力発電所を攻撃して汚染を狙う意図がないこと。また、ウクライナ侵攻を「教訓」として反原発カルト教祖、信者による「安全のための原発放棄」という主張がいかに無知に満ちてナンセンスであるかを解説した。

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さて私が何を大それたことを…と眉に唾を塗る人もいる。手前で味噌を練り込むようで気恥ずかしいが、たまには「検証」からはじめてみよう

ロシアン・マフィアという「情報元」があるものの、一連のウクライナ侵攻についての私の分析は「暴力の基礎」を土台としている。2022年6月12日配信の『アメリカの武器供与中止で読み解けるプーチン「核使用」のレッドライン――』で、私は「終戦の形」を次のように導き出した。

***

・ロシア軍の戦力が戦闘継続不可能なレベルまで損耗する

・プーチン大統領自ら軍事的には「ギブアップ」をする一方で、政治的には勝利をする

・ロシア国民が「敗戦」を「敗戦」として認識しない

という3つが高いレベルで同時成立することになる。

どんな形でもプーチン大統領は「勝った」と宣言し、ゼレンスキー大統領も「勝った」と宣言する。西側では「プーチン敗北」と報じられ、ロシア国内では「西側敗北」と報じられる未来が理想ということだ。

***

両者が何らかの形で「勝利」しなければ戦争は終わらないそのことを示しているのが2022年10月6日にバイデン大統領がニューヨークで行った、2022年11月8日に行われる予定の中間選挙に向けた資金集めイベントでの演説だ。バイデン大統領はこう発言した。

「プーチン氏が振り上げた拳をどのようにすれば下ろすことができるか、われわれは彼の逃げ道を探っている。どうすれば面目を失ったり強大な権力を失ったりすることはないと、彼は感じることができるのだろうか」

アメリカも「両者勝ち」の「出口」を探しているということは明らかだ。

「核兵器」は究極の暴力

私は予言者、占い師の類いではない。「暴力の基礎」から自ずと導き出せることだ。日本では特に報道機関に「暴力の基礎」を知らない人がほとんどということで、メディアの予測が常に外れるということになっているだけのことだ。

核兵器とは、人類が生み出した「究極の暴力」だ。

厚労省HPより
厚労省HPより

ウクライナ侵攻を開始してから、プーチン大統領は何度か「究極の暴力」の使用について言及している。前回も戦線が縮小すればするほどプーチン大統領の核使用リスクが上がることに触れた。前述した資金集めイベントでバイデン大統領は「彼は冗談で言っているのではない」として危機を募らせた

また2022年10月7日には、木原誠二官房長官が「核兵器が使用される可能性を深刻に懸念している」としている。スパイ防止法がないことから国際社会の「情弱」となっている日本がここまで発言すること自体が異様な事態といえるだろう。

実は国際社会の核マーケットは地下経済と連なっている。

五代目山口組の中野会のある人物がウランを扱っていたことは有名な話だ。すでに自著でも明らかにしたが、私自身ロシアン・マフィアから核物質の取引を持ちかけられたことがあった。そんな私はロシアが核を使用する可能性は極めて高いと考えている。ただし「使い方」の条件が付く。

そこで今回は「暴力の基礎」に基づいて、どのように核兵器が使われるかについて分析してみよう。むしろバイデン大統領が「出口」を差し伸べていることこそが、危険な兆候だ。

「危険な境界線」はすでに踏み越えられている

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