国葬出席の保留しかできない立憲民主党
「存在意義はあるのか」という自明の問題をあえて追求してみた
山口組と民主党
前回の『政治発信に利用すべき「バカとアンチ」の使い方』ではSNSにおいて「病的アンチ」がどれほど情報発信の手助けをしてくれているのかを、自身の体験を交えて解説。その上で安倍元総理が「朝日新聞」という「病的アンチ」を利用して、自身の「政策」を伝えていったことも明らかにした。
安倍晋三Facebook
「国政」に当てはめれば、与党にとって野党は「アンチ」ということになる。その「アンチ」の第一党が「立憲民主党」のはずだ。2022年8月31日、立憲民主党は国葬への反対を改めて表明。にもかかわらず、出欠については2022年9月4日時点まで「保留」を貫いている。「前回」は「使えるアンチ」と「使えないアンチ」を分けたが、これでは「アンチ」どころか存在自体に価値がない。
「なぜ地球は丸いの?」など子供による「当たり前の質問」の方が答えることは難しい。どうに万有引力の説明を成功させても、「なぜ引力があるの?」と「なぜ」が連続するからだ。ところが先日、担当編集から、
「立憲民主党の悪いところって具体的にどこですか?」
という「当たり前の質問」をされて、「全部」という当たり前の答えしか生み出せなかった私がいた。連続する「なぜ」も生まない答えは我ながら情けない。そこで今回は「立憲民主党に存在価値があるのか」という「答え」がわかりきった難問に、私なりに向き合ってみよう。