政界要介護4・小泉進次郎と介護士たちの「自民の鳩山政権化」と「日本亡国化計画」が始まる
安倍喪失後に急速に劣化した自民党
2024年9月12日、自民党総裁選に過去最大の9人の候補者が乱立した。
決選投票間違いなしの情勢で、進出確定と見られている総裁候補が小泉進次郎氏である。
前回の『小泉進次郎「ぼくのそうさいせん」全文に隠された「巨大利権」と「痛みを伴う構造改革」』では、進次郎氏が政治家として要介護4であることを示した。実際に総裁選への出馬会見で、総理就任後について
「G7に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのでは?」
というフリーランスのジャーナリストの直球質問に、
「私に足らないところが多くあるのは事実だと思いますし、完璧ではないことも事実」
と、五体不満足であることを自認した。驚くのは、その上で、
「しかし、その足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります」
と、介護チームが何とかしてくれると、胸を張ったことだ。まさに他力本願のバカ殿ではないか。
自ら「バカ」であることをむしろ誇る知性の持ち主を批判するどこころか、逆に称賛するのが現在の自民党の「質」である。これまでの小泉進次郎氏の前科を考えれば、政策立案の中核に居座るのが「意識高い系」の妻・滝川クリステルで、「ビニールの悪夢」が再現される可能性が高い。
「バカを騙す」政治の頂点に立とうという「バカ殿」の政策を検証すると見えてくるのが「自民の鳩山政権化」あるいは「日本の亡国化」だ。
民意と自民党の思惑は完全に分断している。なぜなら、総裁選以降SNSでは「高市早苗」のトレンド入りが常態化しているからだ。ところが、私が入手したデータでは現在のところ石破茂氏VS小泉進次郎になる可能性が高い。
いずれにしても安倍晋三元総理逝去後の2年で自民の劣化は想像を絶するものだ。「バカ殿」によって自民は終焉し、日本は再度悪夢を見ることになるのか。その時、日本保守党はどうするのか――2024年総裁選を掘り下げて考察して行こう。