LGBT法案通過――「ラーム・ファーザー」と「ノーアイデア稲田」はこうして接点を持った

LGBT法案が成立した。この問題を通じて唯一の掘り出し物がマフィアさながらの「ラーム・ファーザー」米駐日大使だ。エマニュエル一族の来歴を整理すればするほど、ラーム氏にとってLGBTは募金箱に貼られた集金キャンペーンにしか思えない。彼は本気でLGBTを日本で推進しようとしたのかも疑わしい。そこを利用したのが政策立案能力ゼロの稲田氏であると私は確信しているのだが…。
猫組長 2023.06.16
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日本唯一の財産を自ら棄てる

2023年6月16日、「LGBT法案」が成立した。

また私たちは日本人は、いらない苦労を背負わされることになったのだが、今回は質問から始めたい。皆さんは「日本」の「財産」とは何かを考えたことがあるだろうか。

実は世界が認めている日本の唯一の財産は皆さん自身、すなわち「日本人」そのものだ。

第二次世界大戦中、資源もない日本が、なぜ大国と渡り合うことができるのかはアメリカの「疑問」の一つだった。占領後に分かったのは大多数が高等教育を受けて、礼儀正しく、理性的で、強要されなくても無限に働く勤勉な「日本人」こそが、「日本」という国を支える資源だという事実だ。

占領政策によって6334制への学制改革など日本人の劣化や、戦後民主主義教育によって徹底的な「劣等感の植え付け」が試みられた。

しかし日本の資源が「日本人」であることは令和の今日まで揺るいでいない。資源・エネルギーの自給能力ほぼゼロの日本が、世界上位の経済大国である事実がその証左だ。

言うまでもなく日本人は、日本の歴史によって構築された文化・社会・習慣によって作られる。ヘーゲルは「家族」を「倫理の最初の自然的な形態」と呼んだ。

LGBT法は日本人が日本人あるための「最初の自然的な形態」を転換するリスクがある日本の唯一の財産である「日本人」を、日本人自らが棄てるということだ。

この制度を推進した中心人物が稲田朋美氏である。

稲田氏はある時期、日本初の女性総理筆頭候補だった。ミソの付け始めはLGBTではなく「防衛大臣」時代。「稲田朋美」本人は政治家として「ノーアイデア」、自発的に政策を考える能力が極めて低いというのがすべり落ちた根本原因とされている。

LGBT法の危険性を想像できていないことがその根拠だ。

なぜ稲田氏はLGBT政策にたどり着き、なぜ今回の暴挙へ突き進んだのか――そこで考えたいのが前回の『「LGBT法」成立は「第三の敗戦」 推進派が利用する「ラーム・エマニュエル」の暴力素性を全暴露』で解説した、「ラーム・ファーザー」ことラーム・エマニュエル氏の一族の歴史だ。

ラーム氏にとってLGBTは「募金箱」に貼り付けた集金用のプラカードであるとしか私には思えない。今回整理するが、「LGBT法」をプッシュした理由も2024年アメリカ大統領選の選挙資金にあるのではないかという疑念が確信に変わりつつある。

このムーブに政策立案能力ゼロの「終わった政治家」が食いついた。こうして、「極少数のための最小幸福」実現のための悪法が極東日本で成立したと私は考えている。

このことを導き出すために、前回の予告通りラーム・エマニュエル氏とLGBT政策の出発点を洗い直したい。キーになるのがシオニズムとネオコン。ラーム氏の外交政策は現在のバイデン政権のそれではなく、むしろトランプ政権に近いことはあまり知られていない。

「二大政党制」は立憲民主のまやかし

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