ブレーンの素性からわかるトランプ関税外交の目的は「ネオ・ヤルタ体制構築」
現在の株式市場はトランプ氏の「相互関税」に乱高下を繰り返している。このことが示唆しているのは、今後の経済予測には外交の知識が必須だということだと私は思う。なぜ自由貿易を牽引してきたアメリカが突如「関税」を武器にしたのか――その深謀を解き明かすと「新たな世界像」が見えてくる。
猫組長
2025.04.11
サポートメンバー限定
前回は『急増!石破自民の下野と日本保守党党勢拡大のリアリティ』を配信した。2024年10月の総理就任から今日まで、大多数の国民に周知されたのは「石破茂」という政治家の器だと私は思う。「党内野党」がジャストサイズだったはずなのに、力技で「総理」を身にまとったことからほころびが出た。組閣時の記念写真の「だらしなさ」が嘲笑されたが、そっくりそのままだったということだ。

備蓄米を放出するも、あまりにも後手だったことで高騰が収まる気配もない。「国やすかれ 民やすかれ」と五穀豊穣を祈る神官の価値など、クリスチャンの石破氏には理解できないのかもしれないが…。