開票前ゼロ秒で点滅した「2025年参院選」石破自民惨敗フラグ
敗因は「石破茂」
冒頭でも伝えたが改めて日本保守党党員、候補者の皆さんに衆院選の御礼を再度伝えたい。
ありがとうございます。そして、お疲れ様でした。候補者の皆さんも含めた全党員の尽力によって、日本保守党は3議席を獲得。さらに国政政党になることができました。SNS以外の地盤を持たず、看板も、資金力も満足とは言えない状況にあって、偉業と呼ぶべき結果です。次回、参院選ではさらなる議席上積みを実現しましょう!
選挙期間中は独自入手した最新データを有料読者の皆さんに緊急配信してきた。記事としての前回は『見えてきた日本保守党大躍進――高市さんを自民総裁にしたいなら「比例は日本保守党」であるべき理由』だ。その一つ前が、『石破茂 恥知らずにもほどがある「嘘」と「裏切り」の卑怯な選挙戦が始まった』である。
一連の記事で予測した通りに大惨敗を喫したのが「ゲル」こと石破茂氏が率いた自民である。リベラルメディアがこれまで伝えてきた「総理にしたい人ナンバー1」が、ただのねつ造だったことは明らかだ。「逆大総裁」として自民史ばかりか、日本政治史に名前を残すことになった。
滑稽なのが逆大総裁の敗戦の弁だ。「裏金問題」に敗因をなすりつけているが、歴史的惨敗の本質が理解できていない。敗因は石破氏そのものだ。すなわち政治人生を通じて行ってきた「裏切り」と、総裁になるために使った「嘘」、そんな石破政権を誕生させた岸田文雄氏、菅義偉氏の「嘘と裏切り」である。
2024年10月28日時点でゲル逆大総裁は、森山裕逆大幹事長と共に続投を表明。開票前ゼロ票で早くも参院選大敗北の確定フラグが点滅することになった。同じ事は大きく議席を伸ばした立憲民主党にも起こっている。というのは代表の野田佳彦氏の勝者の弁を聞くと、「勝因」の本質的理由がまったく理解できていないからだ。
現在の永田町で「逆神・石破茂」に近づきたいと思う者はおらず、首班指名が乗り切れるかさえ不透明な状況になっている。
わざとギャグを演じたのかと思わんばかりのマンガのごとき石破・森山の自爆&爆死戦術を分析。大敗北の本質を整理しながら、生存を賭けて起こるであろう「自浄」と、日本政界の落ち着く先を導き出して行こう。