四十九日に検証したい「国葬世論調査」の真偽
2022年8月24日、岸田文雄総理が原発の新増設の検討を指示した。その動きや、中核ともいえるSMRの開発については、すでに『岸田改造内閣の「新原子力政策」とは』で書いたとおりだ。冷静で合理的思考さえあれば「今から少し先」を読むことは可能ということが改めて示されたということでもある。
2022年8月25日は安倍元総理の四十九日だ。
安倍元総理公式Facebookより
そこで「猫組長POST」では、非合理的思考に取り憑かれた「反安倍カルト」の「不毛な主張」を順次整理していく予定である。
ただし非合理的思考に陥っているのはリベラル側だけではない。「2020年大統領選」で「敗北したトランプ復活する」という「とんでも話」を主張した人がいた。今回も「スナイパーハウス」という、ありえない陰謀論に夢中になっている人がいる。
私自身石油ビジネスを行っている時に銃撃されたことがある。その時、「銃撃慣れ」した中東の民が教えてくれたのは、
「弾丸というのは体内で抵抗力の弱い方向に進む」
ということだ。身体に入った弾丸が、思わぬ角度に進んで時に命を奪うことはよくある話だという。私に当たった弾丸は運良く足を貫通し、痕跡は今でも残っているが……。
狙撃については少し冷静になって警察の調査結果を待つべきだというのが、銃撃された経験を持つ私の意見だ。
誰であれ死は丁重に扱われるべきだと私は思う。「米英豪が尊敬した安倍元総理」でも主張したように、反安倍カルトVS親安倍カルトの安っぽい構図にするべきではないのではないか。
2022年9月27日に行われる予定の「国葬」については反対派が多いとされている。しかし媒体によって世論調査が「逆の結果」になっていることに、疑問を持つ人も多いのではないか。
そこで今回は、メディアの「世論調査」の真偽について合理的に分析する。