NATO拠点の東京設置 極東利権を狙う韓国のしたたかさ

ゴールデンウィークの穏やかな休日を切り裂くニュースが、NATOの拠点を東京に設置である。「猫組長POST」では日本が東西新冷戦のフロントラインになることを主張してきたが、それが現実になるということだ。ハイリスクの代価としてハイリターンを得るのが最前線のうま味だ。はたして日本は暴力経済成長を遂げることができるのか――。
猫組長 2023.05.04
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列島を中心に構築される新たな暴力経済版図

前回の『爆心地「渋谷区長選」投開票 歌舞伎町「ジェンダーレストイレ」が示したLGBTがもたらす「バグ社会」』では、LGBT運動がもたらす異様性。その背景にあるマネーの流れを解説した。

広島サミットに向けてLGBT法案成立に向け外圧をかけ続けているのがアメリカのラーム・エマニュエル駐日大使だ。

日本の歴史や文化、伝統を、自身の価値観によって書き換える蛮行を「内政干渉」として一蹴できないのは日本の逃れられない国状にある。

資源・エネルギーが生産できず、核兵器とう強大な暴力保有を否定した日本は「海外」に依拠することから逃れられないからだ。そしてアメリカ、ヨーロッパを中心とした西側と、中国、ロシアを中心とした東側の対立の中心点は「極東」に移っている。

西側の「極東戦略」の最前線基地となることが確実な日本だが、大きな動きがあった。欧州の安全保障機構であるNATOが、2024年、東京に拠点設置を予定していることが明らかになったのである。

ゴールデンウィークの最中ということもあって、この驚きは共有されていない印象だ。「猫組長POST」では日本は米ソ冷戦時代の「西ドイツ」になることを予測してきたが、現実になってきたということである。

かつての西ドイツが高度経済成長を果たしたように、極東戦略の最前線になる裏側には繁栄の果実がある。一方、「欧州」では極東戦略を巡って一枚岩ではない状況が生まれつつある。

複雑な国際情勢の上に乗った日本はハイリスク、ハイリターンの時代に突入するということだ。外交が経済にとって重要な要素になっているにもかかわらず、我が国のポンコツ外相は中国と韓国方向のみを見ている有り様だ。

その「うま味」をチューチューしようと躍起になっているのが「脱文在寅」に向かう韓国である。

韓国が武器輸出を通じてヨーロッパのプレゼンスを格段に上げていることは、多くの日本人に共有されていない

日本列島を中心に形成されるあらたな暴力経済版図を解説する。

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