「かまってちゃん型殺人者」を量産 反安倍無罪を固定化したメディアの情報暴力
前回の『この私が、あの立民候補を応援 「河野太郎の寵児」英利アルフィヤねじ込みの裏にある「ポスト岸田」の権力闘争』では、千葉5区補選が河野太郎氏の復権への大きな一歩になる裏事情を解説した。
政権与党内では常に権力闘争が行われている。その本質を端的に言い表したのが安倍晋三元総理で、大統領制と議院内閣制の違いについて、
「大統領は反対政党から倒され、首相は、与党から倒される」
としていた。
だが国政トップが与党から倒されるよりシンプルな方法が「殺害」である。
応援演説会場を訪れた岸田文雄総理の間近に爆発物が投げ込まれた。着発信管ではなかったことで無事だったものの、一歩間違えれば殺害成功という危機である。
首相官邸HPより
整理して行けば安倍元総理を殺害した山上徹也も、今回の爆弾犯・木村隆二もテロリストでもなんでもない。思想性ゼロのただの「かまってちゃん」に過ぎない。「かまってちゃん型殺人者」が量産された背景には、メディアが安倍元総理を殺害した山上の愚行に「意味を付けた」からだと私は考えている。
そこで今回は朝日新聞を始めとする情報暴力団が、陳腐な人間を「英雄」に祭り上げ、「反安倍無罪」を固定化させた経緯を整理。民主主義の根幹を「情報」によって破壊する危機を明らかにしていこう。