木原誠二夫人「シャブ乱倫不審死事件」元地下社会民の私が現場を歩いて見えた実父関与説の真偽と再捜査の行方
地下社会民は現場から離れる
木原夫人の元取調官・佐藤誠氏は「シャブ乱倫不審死事件」の主犯を実父だと見立てた。そこで前々回『木原誠二夫人の元取調官と対峙した元ヤクザの私が確信したホンボシはヤツだ』では私が見立てた事件構造と主犯を導き出した。
今回は「不動産」という観点から事件を解析してみよう。
物理的にも精神的にもできるだけ「現場」から離れようとするのが、地下社会民の生存本能だ。現役時代の私もそうだった。都内には指名手配中の潜伏先がいくつかあって首都高を走ると、ふと思い出す。
そんな私が煮沸状態の都心部で汗まみれになりながら、木原誠二夫人が関与した「シャブ乱倫不審死事件」の現場を回った。元取調官・佐藤誠氏が「実父主犯説」にたどり着いた理由を知るためである。
関係箇所はすべて「実父所有」ということで、いわば実父の掌の中で事件が起こった。事件現場を覆う独特の空気は決して風化することがない。元地下社会民の私のアンテナが告げた実父関与の可能性とは――。
再捜査の可能性が「事実上ゼロ」になった闇理由と関連しているとしか私には思えない。
普段「反権力」を標榜する新聞・テレビが一切、本件に触れない中、私だけが真面目に事件を追いかけている気分だ。民事どころか刑事告発も前提に、有料読者限定で大量の現場写真と共に「危険な深層」を伝えよう。