木原誠二夫人を取り調べた元刑事の会見に出席した私が見た「政治のパワー」とリベラルメディアの「エセ反権力姿勢」

元捕まえる側と元逃げる側――奇妙な関係の両者は会見場で机を挟んで向き合うことになった。木原夫人を取り調べた元刑事が実名で会見。首から上を映すことを禁じるほどのリスクを負ってもメディアの前に登場した理由は被害者遺族に対する刑事が持つ矜持だ。会見を通じて得た新情報を伝えながら、改めて私が思い描く犯人像を明らかにしよう。
猫組長 2023.07.29
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元追う側と元追われる側

2023年7月28日、紀尾井町の文春ギャラリーで元警視庁捜査1課警部補の佐藤誠氏が会見を行った。まずは本件を報じ会見まで行った週刊文春の英断と、佐藤氏の「捜査一課刑事」としての矜持に心から敬意を表する。

元とはいえ捜査員が実名で捜査内容を告発することは異例中の異例だ。警察組織の倫理からはみ出してでも真相を伝えたい――この勇敢な元追う側と顔をつきあわせたいと思った私は最前席に座るべく、同日午前10時から受付前に並ぶ。

私自身、多くの捜査員の「調べ」を経験したが、佐藤氏の第一印象は「イヤな刑事」だ。一般の人にはわからないが、こういう刑事に調べられると落とされるリスクが高いからである。質疑で手を挙げていると、私を見た佐藤氏が「猫組長!」と話かけてくる場面もあった。

ところが、名実ともに腐った朝日新聞の名実ともに腐った政治部の記者は、この会見におかんむりだ。

自分たち以外を「一般人」と蔑む差別主義は朝日の伝統芸能だ。販売数をせっせと稼ぐために従軍慰安婦ねつ造や、処理水放出を「汚染水」として報じ、今日も日本国民全体の「人権」を毀損し続けている当事者の言い分に失笑を隠せなかった。官邸出禁にブルって触れようともしないだけなのに、モノは言いようとはこのことだ。

佐藤氏が取り調べの中で「ホンボシ」と見立てたのが前回配信した人物だ。会見で得た新情報を元に、私が思い描く事件像、犯人像を明らかにしよう。

佐藤氏も顔出しを禁止するように、「木原誠二」という危険な「厄ネタ」は有料読者限定でお届けする。

書いたら出禁の記者クラブは硬直

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