LGBT「広島サミット」を利用した情報暴力の正体
海外という指標はカルトのお題目
前回は『アメリカの中国気球撃墜とLGBTが突きつけた「情報暴力」の脅威』をお届けした。日本侵略で敗北が分かっている状況で、情報戦で侵略される側の市民のメンタルを支配するのが中国の戦術だ。現在、フェミナチ、LGBT、再エネなどの各亜種暴力団が大多数の健全な思考を持つ一般市民の皆さんに仕掛けているのは、まさに中国による心理戦のミニマム版である。
首相秘書官を斬首させたことで気を良くしたのか、LGBTカルトは御用メディアを利用して「G7でLGBTQの権利保障ないのは日本だけ」キャンペーンを展開。岸田政権があっさりと腰を折りそうな勢いだ。
首相官邸HPより
この程度の情報戦に敗北する政権が、中国による国家規模の情報戦に対抗できるとは到底思えないが…。
情報戦でカルト側が使うのが「G7」、「先進国」、「東アジア」、「他国」という海外比較だ。
いみじくも2023年2月7日、8日には、広域強盗事件で「ルフィ」などと名乗ってフィリピンから犯行を指示した4人が逮捕された。
そこで今回は、5カ国から国際指名手配されて1年半ほど世界各国を逃亡した私が、自身の経験を通じて得た「海外」の正体を解説。カルト側がお題目として使う「海外」という指標の不毛性を明らかにする。
最初に取り扱うのが早速発生した、LGBTカルトが情報を暴力に変える事件についてだ。2023年2月8日、浜松市議、柳川樹一郎氏が謝罪した一件である。
市立中学教師の男が未成年少年への淫行後、男性宅への住居侵入容疑で逮捕された事件を受けて、「異常な性癖」と市議会市民文教委員会で発言したことが謝罪の原因だ。
朝日新聞、東京新聞などカルトの御用メディアが騒ぎ立てているが、私を大爆笑させてくれた毎日新聞には感謝状を贈りたい気分だ。
毎日新聞といえば2001年に「毎日新聞デイリーニューズWaiWai問題」を起こしたことを覚えている人もいるのではないか。あたかも日本人が近親相姦、幼児売買などに耽溺しているとするねつ造記事を配信した一件である。
当時のねつ造姿勢は、2023年現在でも立派に継承されていることに感動さえ覚えた。この「特集 Gender」が「第二のWaiWai事件」になることを大いに期待しているので、是非、奮闘して欲しい。
釈放当日に再逮捕されるドス黒い背景
教師の容疑は2022年10月上旬、自宅で17歳の男子高校生に未成年と知りながら淫行。その間もなく後の同月17日、男子大学生在住のアパートのベランダに侵入したことだ。
2023年1月10日に淫行について静岡県青少年環境整備条例違反容疑で逮捕され淫行事件が明らかになった。ところが同月30日、教師は処分保留で釈放された当日、住居不法侵入の疑いで再逮捕となったのである。
警察側が中学教師の認否、すなわち供述概要を明らかにしていないので処分保留の理由は不明だが、この釈放→即再逮捕は「暴力団あるある話」の典型だ。まずはそのことから解説していきたい。