藤沢市議選・公認辞退 菊竹進氏×石村愛氏・マスター氏に直撃 双方が語る「決裂」の深層――その4
【これまでのあらすじ】圧倒的集票の裏で進行していた「内部崩壊」と「暗闘」
いよいよシリーズ最終回である。そこでこれまでの内容を簡単に振り返ろう。
藤沢モスク反対運動を機に共闘し、衆院選で2万票超という圧倒的集票力を見せた菊竹氏。しかし、日本保守党が藤沢市議選の公認候補に選んだのは、彼を支えていた実績未知数の石村氏だった。わずか50日での不可解な「公認辞退」と、突如始まった当事者間のネット上での泥仕合。憶測が飛び交う中、両陣営への直接取材を通じて「決裂の深層」にメスを入れるまでを描いた。(その1)
圧倒的な得票の裏で、陣営内はすでに崩壊していた。草の根の「フラットな関係」を求める石村氏側と、組織戦における「選対への絶対服従」を求める菊竹氏側で深刻な軋轢が発生。町田カラオケ店での菊竹氏の発言を巡る解釈の違いが決定打となり、両者の溝は修復不可能に。このガバナンスの欠如と内部崩壊こそが、後の石村氏の公認獲得と決裂劇の引き金であった。(その2)
前回の「その3」では、本シリーズ以降起こった石村氏側・菊竹氏側双方の「私」を巡る争奪戦の全貌を明らかにした。さらに、石村氏が極秘裏に日本保守党「公認」を勝ち取った水面下の動きと、わずか1カ月半での「公認辞退」の引き金となった決定的な出来事――立川市議選でのマスター氏による保守党スタッフへの「暴言トラブル」と、党幹部の逆鱗に触れた顛末を詳報した。
理念なきエゴが暴走する地方政治の限界を浮き彫りにしたが、今回はついに、石村氏が「自主的な辞退」へと追い込まれた最終的な処遇、そしてマスター氏が菊竹氏に激怒し、完全な決裂に至った「本当の理由」に迫る。
本シリーズはこれで最終回となるが、騒動は収束するのか――。